ボルゾイの特徴や性格、飼い方のコツ

ボルゾイ
性格従順、警戒心が強い、愛情深い
英語表記Borzoi
サイズ大型犬
体重23kg〜45kg

ボルゾイの特徴

ボルゾイは、卓越した俊足を持ち、優雅でスリムな外観から人気を博しています。
特徴的な細長い頭部と首、深い胸部、アーチ状の背、そして垂れた長い耳を備えており、被毛は密かつ柔らかく、垂れた被毛が特徴であり、多種多様な色や模様があります。
ボルゾイとはロシア語で「俊敏」という意味で、走ると時速50キロにも達することができます。
ボルゾイの起源は古く、紀元前9世紀ごろの古代エジプトの壁画にも似た犬の姿が描かれています。
しかし、現代のボルゾイは、ロシアの貴族クラスによって品種改良が行われ、誕生しました。
19世紀になると、ロシアのツァーリや貴族達によって広く飼育され、彼らは主に大型の獲物である狼や野ウサギを追跡するために駆使され、現代では、ボルゾイは一般的にペットやショードッグとして飼われています。

ボルゾイの性格

ボルゾイは、優雅で落ち着きがあり、独立心が強い反面、愛情深く忠実な犬種です。
独特の気品と優雅さを持ち、警戒心が強いと思われがちですが、飼い主や家族には忠実で親しい存在となります。

ボルゾイの毛色

シルバー、プラチナ、ライトクリームなどの短い被毛が特徴です。
この被毛は手入れがしやすく、あまり手入れをする必要がありません。
毛色は、ブリンドルに近いものもあれば、シルバーとグレーが混ざったようなものもあります。
毛は短いですが、毛質はかなり厚く、密生しています。
このような被毛は、冬の間、暖かく過ごすのに役立ちます。

飼い方、育て方のポイント

ボルゾイは忠実で献身的な動物です。
運動欲の強いボルゾイは、広いスペースでの生活に適しています。
ボルゾイに十分なスペースを与え、常にリードをつけて散歩させることが重要です。
適切な運動やしつけが必要となり、飼育には十分な注意が必要です。
飼い主にとっては忠実で愛情深いパートナーとなることが期待されます。

ボルゾイが気を付けたい病気

一般的に健康ですが、ボルゾイは股関節形成不全、肘関節形成不全、甲状腺疾患、うっ血性心不全など、さまざまな病気にかかりやすいといわれています。
これらの潜在的な健康問題に注意し、ボルゾイの健康状態をよく観察し、定期的に獣医さんに連れて行くことが大切です。
さらに、ボルゾイは大気汚染など特定の環境要因の影響を受けやすく、その結果、呼吸器に問題が生じることがあります。

まとめ

ボルゾイは、美しさと優雅さ、そして自立心を兼ね備えた印象的な犬種です。
厚い被毛は冬の間、暖かさと安心感を与え、その知性とスピードは素晴らしいパートナーとなります。
適切な食事と運動、そして愛情があれば、ボルゾイは健康で幸せに過ごすことができます。

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