愛する家族であるペットにはいつまでも健康でいてほしいものですが、どんな犬もケガや病気になってしまうことはあります。
しかし、前もってどんなケガや病気があるのかを知っていれば、愛犬をそれらから守るための対策をとることができるかもしれません。
今回は、犬の病気の予防やワクチン接種、アレルギーについてご紹介します。
毎年接種が義務の狂犬病ワクチン
狂犬病ワクチンは、狂犬病予防法により、1年に1回接種することが義務付けられています。
狂犬病予防法では、狂犬病ワクチンの正しい接種方法から、ペットの登録の申請まで、ペットの保護と安全を確保するための指針を定めています。
飼い主が法律を守らなかった場合には、20万円以下の罰金刑が科される場合があります。
推奨ワクチン
ワクチンは、犬の健康管理の重要な一部です。
狂犬病(接種義務有り)、犬ジステンパー、犬パルボウイルス、犬アデノウイルスの4種が主なワクチンです。
他にも獣医師が推奨する混合ワクチンは、犬のライフスタイルや特定のリスクによって異なります。
ワクチンは、筋肉痛や発熱、だるさなどの軽い副作用を起こすことがありますが、犬を重大な病気から守ってくれるものでもあります。
犬と動物との共通感染症
犬がかかる可能性のある感染症があります。
犬パルボウイルス、犬ヘルペスウイルス、犬アデノウイルス、犬レプトスピラ、伝染性ウイルス性疾患である犬ジステンパーなどである。
犬がこれらの病気にかかるリスクは、住んでいる地域やライフスタイルによって異なります。
大切なペットを病気から守るためには、これらの病気に対するワクチンの接種が必要か良く確認しましょう。
目で見ることができる寄生虫
外部寄生虫、つまり目に見える寄生虫には、ノミ、マダニ、ダニが含まれます。
これらの寄生虫は血液を餌としており、深刻な皮膚病や感染症を引き起こす可能性があります。
予防薬を服用し、ノミやダニがいないか常にチェックすることが、ペットをこれらの寄生虫から守ることにつながります。
ワンちゃんの健康チェック
定期的に健康診断を受けることで、健康上の問題や病気を深刻化する前に発見することができます。
犬の年齢や状態によっては、獣医師が頻繁な検診を勧めることもあります。
健康診断では、血液検査や尿検査、身体検査などが行われますが、他にも人間と同じようにペットドックがあり、様々な検査が受けられます。
アレルギーについて
犬も人間と同じようにアレルギーがあります。
アレルギーは、皮膚のかゆみや呼吸器症状など、さまざまな症状を引き起こします。
一般的なアレルゲンは、食物、ダニ、ノミなどです。
アレルギーの薬やアレルギー注射で緩和することができますが、完治は難しく、獣医師に相談しながら、うまく付き合っていくことが多いようです。
日ごろから、ダニやノミなどを寄生させないように、しっかり予防してあげることが大切です。